モップ

昨日は降ったりやんだり微妙なお天気。滝一のグラウンドはいわゆるアーバンコートで、ぐちゃぐちゃにはならないが、濡れると滑って危険だ。

私がグラウンドに到着すると既に大勢の保護者、メンバーのお兄ちゃんがモップで水を吸い取ってくれていた。
コーチの呼びかけではなく、自然にお集まりいただき、応援してくださる。ありがたいことだ。

周囲の支援あってこそのサッカーである、と感じる。メンバーに口でそう伝えるより、モップをかける姿を見ることで自然とそう感じるのではないか。

今日３月１１日は日本にとって特別な日。自然の力の前にあまりに非力な人間だが、その中で、人と人のつながりがとても大切なんだ、と感じた一年だった。


我々の活動もささやかだが、地域につながりをもらたすことができたら、それは意味のあることなのだろう。
たかがサッカーだし、されどサッカーでもある。滝一ももうすぐ一年。被災地、特に今も家に近づくことさえできない福島を忘れることなく、滝一SCを支援してくださる学校や保護者、対戦してくれたチーム、かわいらしいメンバーたちに感謝する日としたい。
小林